ロンドンでのデジタルショーでは、シーズンのコンセプチュアルな動画を配信。 コロナ渦で先が見えない不安感から気持ちが暗くなっていることを、3人の女性モデルがぐるぐると歩き回る光景を表現。 最後にモデルたちが持つ、磨りガラスに太陽の光が差し込む情景はそんな今でも感じられる、未来への希望をポジティブに表現しています。 オレンジや黄緑といった明るく象徴的な色を洋服に落とし込み、洋服を通して明るい時代が来ることを祈った「表」 このコロナ渦で自粛や移動など制限され、離れ離れになった人々とパンデミックと戦っている人々を意味した「裏」 人々の希望とコロナ渦の現実を1枚の磨りガラスを境に表と裏で表現しています。 面とカラーで崇高な美学と呼ばれる、アメリカの画家マーク・ロスコ氏の抽象的な分割の作品とカラー、日本の前衛アーティスト高松二郎氏の「影」シリーズから、インスピレーション得て抽象的でどこか不思議な気持ちになるコレクションを発表します。